お久しぶりですアルです。
前回は今の時期に小学生がやるべき勉強法ということで
小学生の父親目線でのお話しをしてきましたが、
今回は完結編ということで後半部分をお話ししていきたいと思います。
それではさっそく行ってみましょう。
コロナ休校中に小学生がやるべき勉強法 BEST 5
第3位は
親が1日のタイムテーブルを作る です。
学校では時間割があり決まった時間に決まった教科の勉強をしますよね。しかし、コロナ休校中はずっと自宅で生活しているため、ついつい遊んでしまったり、だらだらしてしまったりとリズムを崩しやすいと思います。小学4年生には、まだまだ「自分から机ついて、計画的に勉強を進める」ということは不可能だと思いますので、行動計画は親のほうでしっかり管理していく必要があります。理想は1週間分のスケジュールを作りたいのですが、我が家ではまだできていません。現在は学校の時間割と同じコマ数で1日の予定を立てています。
↑ こんな感じでホワイトボードにざっくりと教科や問題集を書いたりしています。我が家は基本的に日能研のテキストを使っています。
一日の初めに今日やるべきことを書いたら、決められた時間に決められた教科のテキストや、問題集を親が机にもってきて、今日やるページを開いて並べてあげます。こうすると、子どもは勉強が面倒だと思いつつ、とりあえず勉強を始めてくれます。すぐに集中力が切れて消しゴムで遊んだり、妹に話しかけたりしますが、また、しばらくすると勉強を始めます。長時間勉強できていないときは親から声掛けして、集中できるよう軌道修正したり、どうしてもやる気がでないときは短時間の休憩をいれるなど気分転換をさせたりと、いろいろ工夫しながらやっています。
ここで重要な点は子どもが勉強しないことに親がイライラしないことだと思います。私もついついイライラして「早く勉強しなさい」と言ってしまうことがあり、後で反省することがありますが、親が怒っても子どものやる気スイッチはまったく入りません。逆にストレスとなって、やる気はしぼんでしまいます。
親のマインドとしては、「とりあえず勉強する時間に勉強机についてテキストに向かっているだけで偉い」くらいがちょうどいいかなと思います。大人でも1時間集中して勉強することは難しく、スマホが気になってつい見てしまいますので、小学生ならなおさら難しいでしょう。そのため、勉強時間はだらだらしてしまう時間も織り込んで計画するのがいいと思います。例えば算数を45分間やると決めていても、そのなかで30分でも20分でも集中して勉強できたらよくがんばったね、とほめてあげるくらいのスタンスです。1コマ30分としても1日5コマ勉強すれば、30分×5コマ=150分となりますから、十分な勉強時間だと思います。これを日々繰り返していくことで、子どもも少しずつ集中でできる時間が10分、20分と増えていきます。なにより、親自身がイライラしなくて気持ちが楽になります。
みなさんも、ついイライラして怒ってしまうという方がいたら参考にしていただければとおもいます。
続いて コロナ休校中に小学生がやるべき勉強法 BEST 5
第2位は
できるだけ親が手伝う です。
こちらも、まだまだ集中力の続かない小学生のために親がサポートするという内容ですが、具体的には、
国語の問題集で文章問題を解く際に、親が物語文や説明文の部分を読んで、子どもに読み聞かせをすることがあります。いつも読み聞かせしているのではなく、子どもがなかなか勉強にとりかかれず、気分が乗らないのかな?と感じた時に、親が迫真の演技で音読してあげると、子どもが喜んでくれて、楽しみながら文章の内容を理解することができます。その後、問題文を子どもが読んで問題を解いていったり、問題も親が一緒になって考えながら取り組んだりしています。息子は国語があまり得意な方ではなく、特に長文の文章問題は読むだけでかなり時間がかかってしまいます。そのため、最後までやる気が続かないことが多いのですが、そんな時は親子で楽しみながら取り組んでいます。
この他にも、
・テキストをわかりやすくファイルフォルダに整理して、勉強するときに子どもが自分で簡単に取り出せる仕組みを作る。
・問題集を解いたあとは親が答え合わせをしてあげる。
・間違った問題や、わからなかった問題について、つまずいているポイントを探りながら子どもが理解できるようサポートする。
・勉強机の上が散らかっている時は、いつでも勉強できるように親がきれいに片付けておく。
・勉強前にテキストを出して用意してあげる。動画授業が見れるようにタブレットをセットしてあげる。
など、親ができることはなんでもやります。
人によっては甘やかしすぎと感じる方もいるかも知れませんが、我が家では、まずは勉強に取り組む際のハードルをできるだけ低くしてあげたい。楽しく勉強に取り組んでほしい。といった気持ちが強いので、現在はこのようにサポートしています。理想としては、親が手伝っている部分を少しずつ子ども自身でもやれるようにトレーニングしていければと考えています。
みなさんも共感できる部分だけでも、子どもの手助けをしてあげていただければと思います。
そして、最後にこれが最も重要な勉強法となりますが、
コロナ休校中に小学生がやるべき勉強法 BEST5
第1位は
子どもが自ら勉強する習慣を身に着ける です。
期待してたのに、それ当たり前のことじゃん、とか
さっきから同じこと言ってたじゃん、とか
そもそも、その勉強する習慣を身につける方法が知りたいんだよ、
と感じた方も多いでしょうか。
そうです。当たり前のことなんです。
もはや勉強法でもなんでもないですが、
でも、私はこれが一番大事なことだと考えています。
結論としては、私は子どもが毎日コツコツと勉強することができていれば、
結果はあとからついてくる。今は勉強の習慣さえ身につけばOKだと考えています。
そのために、日々試行錯誤をくりかえしています。
子ども自身が「今日は勉強を頑張ってできたぞ」という達成感を感じたり、「明日はもう少し算数の、ここの問題をやってみよう」、「国語のここの部分の意味がわからないから先生に質問してみよう」といった感じで、主体的に勉強に取り組めるようになったり、「今回のテストでは苦手な問題がまたでて、正答できなかったが、次回こそはできるようにするぞ」、「今回のテストは過去最高の出来だったぞ」といった、自分のレベルを客観的に分析して、今後のアクションプランを立てられるようになるなど、こういった成長を少しずつでもしていけたら、テストでいい点数を取るよりはるかに意味があると考えています。
小学生の時期、子どもにとって何が一番大事なことなのでしょうか?
どんな勉強をすることが子どもの将来にとって有意義なのでしょうか?
中学受験の試験問題を解けるようにすることでしょうか?
全国模試で高い偏差値をとることでしょうか?
私が考える最も重要なこととは、
子どもが、学ぶということは楽しいことだ。と実感することだと考えています。
我が家では中学受験を目指して勉強に取り組んでいますが、
中学受験の意味は、偏差値の高い中学に入れば有名な大学に進学できて、そして一流企業や安定した職業につくことができるから、という理由だけではないと思っています。(と言いつつ期待はしてしまいますが・・・)
私が子どもに一番伝えたいことは、興味のある事について自分で調べたり、勉強したり、やってみたいと思ったことに挑戦して失敗したり、成功したり、いろいろな経験をしてほしいということです。
いろいろな方が「好きなことで、生きていく」といいますが、
ルイとモナにはぜひそうなってほしいです。
一度きりの人生で、自分の人生ですから、自分が本当にやりたいことをできる人間になってほしい。
そのために必要なことはなんでしょうか。
私は、
世の中にある膨大な情報を理解する力。
情報を分析する力。
自分に必要な情報を選択する力。
面白そうだと感じた事に挑戦するマインド。
失敗しても、成功するための行動を続けられるメンタル。
まずは、こういった能力を身につけてほしいなと思っています。
そのためには、まずは中学受験という小さな目標を設定して、
その目標にむけて日々成長していくなかで、少しずつ身についていけばと考えています。なので、今は基礎的な読み書きの能力や、一般的な知識を、できるだけ楽しく学ぶこと、面白そうなことは何でもすぐに挑戦してみるといった観点で取り組んでいます。
ということで、最後は今の私の子育てに対する決意表明のような話になってしまい、やや抽象的なはなしになってしまいましたが、皆さんは子育てや子どもの学習、受験などについて、どのような目標をもって、どのような行動をされていますでしょうか?
もしよろしければコメント欄で教えていただけると、同じ子育てをしている仲間として、とてもうれしいですし、とても参考になります。
今回は、あくまでも今現在の私の考え方や、試行錯誤している内容をご紹介しただけなので、私の書いていることがすべて正しいということではありません。(そういった意味では、今の私にとってのBEST5でした)
人それぞれ考え方が違って、BESTな勉強法はさまざまだと思います。
みなさんもぜひそれぞれのお子さんにとってのBESTな勉強法に挑戦してみていただければと思います。
それでは、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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おまけ1
日能研について。
4年生のカリキュラムは1日70分授業を2コマ。これが火曜と木曜の週2回。2週間に1回、授業の理解度を確認する育成テスト。
数ヶ月に一度の全国テスト。
これ以外に自宅学習の問題集があり、授業の復習のための宿題が山のようにあります。この膨大な勉強量をキビさんは富士山に例えたのでしょう。恐るべし日能研ですね。
また量だけでなく、テキストの内容についても単純な問題は少なく、大人でも考えてしまうものが多くあります。
日能研の話はまた今度じっくり記事にしたいと思いますが、やっぱり先生方がすばらしいと思います。コロナ対応でも子どもたちの自宅学習に少しでも役に立つようにと、動画や、ZOOMのTV会議や、WEBサイトなどで様々な施策を行ってくれています。
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