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【書評】和田秀樹さんの「公立小中高から東大に入る本」は中学受験を目指す親が読むべき一冊

公立小中高から東大に入る本―本当の学力が身につく勉強術 (幻冬舎文庫)

 

 

こんにちはkiviです☺︎

 

和田秀樹さんの「公立小中高から東大に入る本 本当の学力が身に付く勉強術」を読みました。

 

この本では、東大医学部卒の精神科医で緑鐵受験ゼミナールを主宰する著者が、公立の小中学校に通う生徒が、東大やその他難関校合格のための基礎学力を身につける方法や都会の中高一貫校の生徒に勝つための勉強法などをまとめています。東大に入る本という事ですが、幼児期から小学生、中学生までのそれぞれの時期の学習のポイントが具体的に書かれていますので、幅広い年代の子どもの親御さんに有益な内容となっています。

 

✅塾に通っているが成績が伸びず悩んでいる

✅私立中学が気になっているが、学費が心配

✅できれば公立中学、高校から難関大学を受験したいと考えている

 

という親御さんにオススメしたい一冊です。

 

最近、筑駒、御三家、東大というキーワードが気になっていたので、タイトルに引かれて選んでみました。

 

まずは導入部分です。

 

公立小中高から東大に合格できる理由

ゆとり教育等の影響で学力低下が進行しているため。

②東大受験は中学受験より簡単である。

③世の中が”がんばらない時代”だから

 

①については、全体的に大学生の学力が低下しており、東大生の学力も低下しているため、以前より難易度は下がっていると書かれています。ひと昔前よりはハードルが下がっているという事であれば、どんな子どもにもチャンスがあるのかもしれません。

 

②については、中学受験は持って生まれたセンスと才能、そして受験生という自覚、つまり精神年齢が高い子どもが有利だが、大学受験では才能がなくても計算力と記憶力さえあればなんとかなる。テクニックと要領を磨けば東大合格点は取れると書かれています。確かに、小学生はまだまだ幼い部分もありますので、中々思うように勉強が進まない事が多く、個人差が大きいと思います。中学受験に向かない子どもがいるというのはその通りだと思います。それに比べ高校生になればある程度要領よく勉強をこなしていけるようになりますので、しっかりとした対策を取れば難関校合格は難しくないという事ですね。

 

③については、近年、ほどほどに勉強して、ほどほどの大学に行って、ほどほどの就職ができればいいという風潮はあると思いました。そんな時代の中でもがんばる子どもになれれば、かなり有利に大学受験を迎える事ができそうです。

 

 

公立小中高から東大に入る本―本当の学力が身につく勉強術 (幻冬舎文庫)

公立小中高から東大に入る本―本当の学力が身につく勉強術 (幻冬舎文庫)

 

 

少し飛躍した感じもしますが、これまで、大学受験については中高一貫校が絶対的に有利だと認識していたので、こういった切り口で考えてみるのはとても面白いですし、何より、絶対中学受験で合格しないといけないと言った、プレッシャーから少し解放されそうだと思い、楽しく読む事ができました。この後、具体的な勉強法などが紹介されていきますが、やはり難関大学合格は簡単ではないと思います。いずれにしても重要なのは親の覚悟としっかりと子どもを導く親の役割だと感じますね。

 

続きはまた別の記事で書いていきます。いよいよ次回からは具体的な勉強法の紹介もしていきたいと思いますので、次回もお楽しみに。

 

読んで頂きありがとうございました。

kivi

 

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